自宅で働く・複業ライフ

私に「ちょうどいい働き方」を考える【その1:働きたい!が大爆発】

個人宅の「散らかりにくい仕組みづくり」のコンサルティングや片づけ作業サポートをしている、
横浜在住のライフオーガナイザーⓇヤマモトアキコです。

実は私、7月頭から取り組んでいたことが実を結ぼうとしています。

取り組んでいたこととは複業の体制をととのえること

今年、2017年3月末に退職してからの3ヶ月間、
主婦・時々・ライフオーガナイザーⓇという生活をしてみた結果、
定期的に働けるお勤めの仕事もしたい!という気持ちが抑えきれずに求職活動に踏み切った次第。

14年勤めた会社を結婚退職(この時点で複業)

専業ライフオーガナイザーⓇとして片づけの仕事を頑張ろう

やっぱり複業に戻ろう

という変化は、私の人生に二度とは起きないことだと思うので、しっかり記録したいと思います。

題して、『私に「ちょうどいい働き方」を考える』シリーズ。気が済むまで書きます(笑)

目次

7月、自宅近くの路上にてふと思う。「私・・・何してんだろー?」

忘れもしない7月2日(日)の夕方。(ホントは忘れてたけど、Facebookに投稿しておいたつぶやきで思い出せましたw)

私は近所のスーパーに買い出しに出かけました。
家を出る段階で、な~んかアタマがモヤモヤしている感じがしていて、
晩ごはんの献立がぜんぜん思い浮かばないな~なんて思っていたんです。

スーパーに着いて、売り場をうろちょろしても状況は変わらず。
仕方なくお刺身の盛り合わせとお惣菜をいくつか買って帰宅の途について、
あと3分で家に着く、というところで急にアタマが真っ白になったような感覚に陥りました

思わず足を止めたら、心の奥底の方から表現しがたい感情がこみ上げてきて倒れそうになった

いくら表現しがたくてもブログだから書かないと意味がないので。。。
文字にしたらこんな感じでしょうか。

私、何してんだろー? ていうか、ホント、何してんの? なに、専業主婦に落ち着こうとしてんの?
外で働きたい、家以外の場所でも必要とされたい、自分の価値の対価としてのお金がほしいと思ってるくせに。
安定した会社勤め・自分がやりたいこと・他人様から求められること。
3つも仕事を持ってて大満足だったのに、どうして手放しちゃったんだっけ?

・・・ホントの私は、こんなはずじゃないのに。

でも、いまの状態を選んだのは、私だ。
自分の責任だと思えるように、私の気が済むように、私が選びたいと夫に言って、私が選んだんだ。
誰も責められない。誰のせいでもない。だって、私が選んだんだもん。

なのに、どうして、こんなにもくるしくて、抱えきれない感じがするの?

・・・書いてみたら、なんともいえない気持ちがこみ上げてきたので、表現できていると思います。

ともあれ、立ち止まってるわけにもいかないので、このときの私は力を振り絞って家に帰りました。

爆発するツマと神対応のオット

帰宅すると、夫がくつろいだ様子でスマホのゲームに興じていました。いつもの光景。

なのに、この日はなんだかイラッとしたんですよね。そして、完全に無気力になりました。
それでも、いきなり「ゲームばっかり!」なんて投げつけるのは単なる言いがかりだなあとこらえ、
買ってきたものを冷蔵庫などに仕舞ってから、夫に静かに切り出しました。

「今日はお刺身とお惣菜を買ってきたので、良い頃合いに自分で食べてください」

夫は一瞬驚いたような表情をして「いいけど・・・どうしたの?」とか言うわけです。そりゃそうだ。

とにかく静かに、この感情の嵐がおさまるまでやり過ごそうとしていたのに、もう無理。

気づいたら「だって、もう、ぜんぶぜんぶイヤなんだも~~~ん!」と泣きながら叫んでいました。

*    *    *

これは異常事態だと判断した夫の行動は無駄がありませんでした

「これだけ答えて。僕のスマホゲーム(※)がやっぱり不満なの?」※以前、話し合い案件になったことがある。

そうじゃない。と私が答えると、

「うん、わかった。ありがとう。とりあえずシャワーを浴びておいで」

と、有無を言わせず私を洗面所(=脱衣所)に放り込みました。

ここでグダグダと話を聞こうとしないあたり、夫はすごいな~と今でも感心します。
夫ほど私の扱いを心得ていて、キッチリ実行できる人はこの世にいないでしょう。
ホント、夫と結婚できてよかったです。

夫が私にかけた言葉と私への信頼

シャワーを浴びて出てきたら、夫に「少しは落ち着いた?」と尋ねられ、
僕もちょっと浴びてくるからビールでも飲んでなさい、とビールの缶を手渡されました。

シャワーを浴びてスッキリした気もするけど、泣いてたし、アタマはまだぐわんぐわんと揺れてる感じ。
ぼーっとしている間にシャワーを浴びた夫が戻ってきました。手には私と同じ、ビールの缶。

一体どうしたのか、話せるなら話してくれる?と静かに訊かれたので、ぽつりぽつりと話しました。

▶︎仕事がほとんど無いことが、無為に時間を過ごしているようで現状がイヤでたまらないこと。
▶︎でも、それを覚悟のうえで、会社を辞めて引っ越すことを選んだのは私なのにと思っていること。
▶︎自分のせいだと思うのが苦しくて、いっそ結婚しなければよかったと思えてしまうこと。

ひとしきり私の話をだまって聞いた後、夫が口を開きました。


話してくれてありがとう。

君は、何もしてないなんてことはない。
自分にできることをちゃんとやりたいと思っていて、今は少しずつ頑張っているところでしょう。

・・・でも、そんなにすぐに働きたいならば、前にちらっと言っていたハローワークに行ってみたら?
両立できる仕事もあるかもしれないし、行くだけでも、行ってみたらいいんじゃないかな。

なんだかね・・・じーんと、胸が熱くなりましたね
私は「自分は頑張ってるフリをしている」って事実を認めながら手を打たず不貞腐れていただけなのに、
夫は私のことをそういうふうに思ってくれていたんだなあって。

そして、もっと胸を張ってその日の出来事を夫に話せるようになりたいと思ったんです。

折しも、その前の週はちょうど友人と会う機会が多くて、
ライフオーガナイザーⓇ以外の仕事も考えようかなぁ、なんて言ってみたりしていたんですよね。

流れはそちらに向かっていると感じて、私はハローワークに行ってみることを本気で決めたのでした。

*     *     *

こうやって振り返ってみて恐ろしいなあと思うのは、
こんな状態になるまで自分が抱えている多大なストレスを直視していなかったことです。
ホント、私は私を過信しているし、甘えてるんだな~と。まだイケるでしょ、だって私だもん!みたいな。

・・・続きます



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