考えるコツ・ヒント

片づけのプロの「初めての引っ越し」。キッチンはどれくらいで片づいたのか?

個人宅の片づけコンサルティングや片づけ作業サポートをしている、
横浜在住のライフオーガナイザーⓇ・ヤマモトアキコです。

私は結婚を機に14年勤めていた会社を退職し、
愛知県刈谷市から神奈川県横浜市に引っ越したのですが、
実はこれが成人してから初めての引っ越しでした。

ひとり暮らしを始めた際には家具・家電などはすべて新調したため、
引っ越しというよりは新規購入(配送受取)という感じだったんですよね。

荷物を引っ越し業者に引き渡したのは4月23日
愛知県から転出&横浜市に転入したのが4月24日
荷物を新居に受け入れたのが4月28日のことでした。

どれくらいの時間でどの程度片づいたのか、
荷物受入れから現状に至るまでをキッチンを例にしてご紹介します。

目次

4月25日(火):横浜市への転入初日

4月24日夜の電車で愛知県から横浜市に移動したので、実質的にはこの日が転入初日でした。
区役所に出向いて転入の手続きをしたこの日の朝、キッチンはこんな感じでした。

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2017年2月末からの2ヶ月間、
窓から手前に向かってゴミ箱などを一直線に並べていました。

キッチン関係のモノと言いたいところですが、
洋室・和室に行き場がなかった夫のモノというのが正確な表現です(笑)
ちなみに、クロネコヤマトのダンボールは私が愛知県から宅急便で送った食料品と引っ越しの荷物受入れまでの間に使う日用品。

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明らかにヘンな配置ですが、もちろん意図があってのこと。

この場所に私が愛知県でのひとり暮らしで使っていたカラーボックスを置いて
キッチンカウンター代わりにしようと計画していたので、
狭くないか・動きづらくないかなどを確認しようとしていた
のでした。

確認した結果はまずます。「キッチンカウンター計画」は実行に移すことにしました。

4月28日(金):荷物受入れ直前(9:00頃)

今回の引っ越しは、夫が既に暮らしている家に私が後から入るというかたちでした。

2DKのうち、洋室(リビング)・和室(寝室)はともに既に家具でいっぱい。
私の荷物をとりあえず置くにはキッチンを使うしかありません。

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ということで、
キッチンに置いていたモノは洋室に移動し、床を広く開けておきました。

チェストを運び入れる予定があったので、和室にはモノは移動させず動線を確保。

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4月28日(金):荷物受入れ直後(9:30頃)

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届いたダンボール28箱がまるで壁のよう!
ダンボールの他はチェスト1竿、カラーボックス5つ、天井照明・炊飯器・オーブンレンジ。

ちなみに、ダンボールの内訳は自分で梱包した20箱に加え、
扇風機や衣装ケースなどの梱包を業者にお任せしたものが8箱ありました。

元々ハンガーにかけていた洋服は、業者所有の専用ラックに収めた状態で運搬してもらったので、
届いたその場でラックから出さなくてはならず、この時点ではとりあえずベッドの上に山積みに(笑)

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4月28日(金):受入れ3時間後(12:30頃)

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ダンボールは15箱開梱済。約半分というところですね。

この時点で衣類は和室に仮収納&設置完了。
また、本・文房具・書類・CD・雑貨類は半分くらいが洋室に仮収納&設置完了。

箱の側面に書いておいた自分のメモ(置き場所、すぐに開ける!など)に随分と助けられました。

カラーボックスを3つ積み上げた「キッチンカウンター」も設置!

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4月28日(金):受入れ初日の最終状態(22:00頃)

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25箱開梱してこの日は終了
全28箱の内、3箱はあえて開梱しませんでした

この3箱の中身は洗濯用品や掃除用洗剤などの洗面所や洗濯機周りに置きたいものばかり。
予想はしていましたが、ランドリーラック(洗濯機ラック)が必要なことを確信。

開梱してしまうと行き場がなくてかえって散らかるので、ラック購入までは触らないことにしました。
洗剤や洗濯ネット、ピンチハンガーは夫が持っていたモノを使えば問題ありませんでした。

帰宅した夫は「思ったよりずっと片づいているねぇ!」とニコニコ。

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4月29日(土):荷物受入れから1日経って。

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前日の続きで片づけを継続。
床に散らばっていたモノに定位置を作ったり、ひたすら配置していきました。

このあと、5月7日(日)までの間は絶賛「私的オーガナイズウィーク」でした。
夫の意向を確認しつつ進めたかったので、この1週間が勝負どころだと思っていたんです。
ちなみに、日本ライフオーガナイザー協会公式のオーガナイズウィークは毎年5月16日~5月30日の2週間です。

キッチン以外にも、洋室・和室・玄関・洗面所とあらゆるところを片づけまくり。

モノを配置してみた結果、必要だと判断した収納小物なども購入しています。
無印良品週間と重なっていて幸運でした。

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5月13日(土):朝(9:00頃)

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待ちに待った資源ゴミの日!
買い足した収納用品の梱包材や配送のダンボールなど、資源ゴミをすべて回収に出してスッキリ

これで「資源ごみを避けながら生活する」というストレスがない状態になりました。
これ以降は、家の中の棚の中の配置を見直すなどの細かい調整を進めていっています。

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6月1日(木):玄関から丸見え問題を解決。

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キッチンカウンターとして設置したカラーボックスに布をつけて中身を目隠し
布の正体は「セパレートカーテン(・・・のれん?)」です。3COINSで購入。

棚の中身が玄関から丸見えで気になっていたのが解決しました!

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6月2日(金):シンク周りの水はね問題を解決。

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このキッチンのシンク&調理台は全面ステンレス。
ピカピカな状態ならとても気持ちいいんですが、ちょっとした水はねがとても気になる。。。

水はねをふきんで拭く→ふきんをすすぐ→また水がはねる・・・の繰り返しにうんざりして、
いちばん気になる場所にキッチン用の防水シート(白いタイル柄)を貼ってみました

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あとは、100円ショップで買ってきたプラスチック製の長方形の皿(3枚セットで100円)
ハンドソープ&漂白スプレー、食器洗い洗剤&スポンジをのせて水受けトレイにしました。

後日、空き缶を干すラック(写真の中の白色の棒状のモノです)の下にも皿を敷きました。
空き缶を干そうとしたときに水が垂れていることに気づいて・・・(苦笑)
これで3枚ピッタリ使い切りました。

この記事を書いてる時点で1ヶ月以上が経ちますが、なかなかいい調子です**

6月21日(水):開けられずの窓にカーテンを。

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カーテンレールがなかったキッチンの窓に、突っ張り棒を使ってカーテンを設置しました。
ホームセンターで「突っ張り式カーテンレール」を初めて知りびっくり!でも、突っ張り棒の方が汎用性が高いので棒にしました。

これまでは窓を開けたいと思っても、共用廊下から丸見えなので開けられず。。。

暑さが厳しくなってきて重い腰が上がった次第。

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今日(7月12日)現在でも、外観は6月21日(水)と同じ状態です。
使い勝手が悪く感じたら見直しますが、当分はこの状態から変わらないかな。。。
お気に入りのスペースになって、愛着も感じ始めています。

で、結局どれくらいの時間がかかったの?

荷物受入れが4月28日(金)、
ストレスなく生活できる状態が完成したのが5月7日(日)と考えると9日間
が経過しています。

9日間には、収納用品購入のために外出した日、夫とデートした日、
愛知県から来た友達と観劇に出かけた日も含まれているので、
キッチンで片づけ作業をしていた時間は実質12時間(6時間/日×2日)くらいでしょうか。

この12時間では「モノをどう配置するか?」という収納がメインの作業で、
持ちモノの要否判断やグルーピング(仕分け作業)はほとんどしていません。

私の持ちモノの要否判断は引っ越し「前」に終わっていましたし、
グルーピングも箱詰めをするときに大体考慮していたので・・・
夫と私で重複したグッズ(例:フライパン、片手鍋など)をどうするかについて夫と相談したくらいですね。

洋室・和室もキッチンと同様で、それぞれ12時間くらいというところ。これで6日間・・・計算も合う!笑

*     *     *

こんな感じでわりとスムーズに新生活を始めました。
初めての引っ越しにしては上々の結果だったんじゃないかなと思っています。
細かい課題・問題はいっぱいあったけどね・・・それもまた経験。

実は、気持ちの方は自宅ほどスピーディにはととのわず。
新しい土地・初めましての人・不慣れな電車に戸惑うことも多かったのですが、
暮らしの土台である自宅がととのっていたからこそナントカ乗り切れていた感じです。

今後は各部屋・各スペースの収納の様子や、
片づけをした際の夫との話し合いの様子のことなどをご紹介していこうと思います**



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