現場レポート

自宅はすべての土台になる【お客様との会話から】

今年2月、まだ「コロナ禍」という言葉が聞かれなかった頃。

ご依頼をくださったお客様がおっしゃいました。


店長を任されて2年目、
自分の裁量でできることがどんどん増えて、
仕事がとっても楽しい。

でも、多忙で、
平日は家と職場の往復になりがちで。

帰宅するとテレビを見ながら寝落ちしてしまって、
朝、起きてからシャワーを浴びて、
身支度をして慌ただしく出勤。

気持ちに余裕がないせいか、
従業員に当たってしまうこともある。

朝の時間にゆとりを持てたら、
もっと気分よく頑張れる気がしているんです。

このお話を聞いたとき、「すっごいわかる!!!」と思いました。

*     *     *

できることが増えると、仕事ってぐんと楽しさが増しませんか?

もっともっとやりたくなっちゃうし、
自然と仕事が生活の中心になっちゃったりするんじゃないかな、と。
少なくとも私は「そういう経験アリ」です。
小さな声で言うと、忙しさに余裕をなくして、周りの人に当たってしまったこともあります。
とても反省したし、そのときの上司からの指導内容は今でもよく覚えています。

そして、経験上、
実感しているのが「こういう場面で自宅がととのっていることの効果」なんです。

全力で仕事を頑張って、帰宅する。
その日が良かったとしても、悪かったとしても、
居心地のよい自宅でホッとゆるんで休むことで、翌日また頑張れる。

さまざまな理由で多忙を極めていたタイミングで、
私自身は「居心地よくととのえられた(あるいは、短時間でととのえられる)自宅」に
何度も助けられてきています。

この「効果」って、気づかれにくいのかなぁとは思うんです。

片づけてみて初めて、
散らかっていることにストレスを感じていたと気づいた!というケースもありますし。

でも。

帰宅して「散らかった家にうんざりする」というのがない

こう考えたら、ちょっといいなって思いませんか?

*     *     *

今年は特に、コロナ禍の影響があり、
テレワークやリモートワークが今までの比ではないほど広がったので、
自宅で過ごす時間が格段に増えている人が多いと思います。

自宅が果たす役割が「くつろぐための場所」だけではなくなり、
働く場所にもなっている今だからこそ。

働く&くつろぐを両立させるための「自宅の見直し」を
おススメしたいなぁと思います。

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