個人宅の「散らかりにくい仕組みづくり」のコンサルティングや片づけ作業サポートをしている、
横浜在住のライフオーガナイザーⓇヤマモトアキコです。
トイレットペーパーや歯磨き粉などの日用品の補充などを始めとする「名もなき家事」が
世間をにぎわせていたのは半年くらい前のことだったかな~と思います。
多くの家庭では「些細だけど日常生活に必要な諸々のこと」をほぼ妻が担っているのが実態だそう。
→参考:夫が家事と思っていない「名もなき家事」が存在。やっているのは9割が妻
我が家もご多分に漏れず・・・といったところです(笑)
私のオットが定期的にしている家事といえばゴミ捨てという「名のある家事」のみ。
あとは、私が不在の週末に掃除機をかけたり、洗濯したり、たまに晩ごはん後に食器を洗ったり。
私が日々こなしている家事の量からは微々たるものですが、助かるな~と感謝しています。
が、その感謝の気持ちをきちんと表現できていなかったようで。
先日、「僕がゴミ出しをしていること、もっと感謝してもらってもいいと思うんだよね」と
オットに言われてしまいました。
* * *
反射的に
「えっ! いつも助かってるよ、感謝してるし。伝わってなかったのね、ごめんね」と返したものの、
私の気持ちは複雑でした。
「おぉ! アタリマエになっちゃって、テキトーに流してたかも。それは悪かったな~」
「・・・でもさぁ、その捨ててるゴミ、家中から集めてきて、捨てるだけにしてるの、私だよ」
「嫌がって絶対に排水口なんて触らないけど、私だって嫌じゃないわけじゃないのにさぁ」
「なんていうか、ひとつの家事の一部しかしなくてやり残しがあるから、二度手間感あるし」
「食器を洗うのだって、流しにある分だけだから、残りは私が回収して洗ってるし」
「掃除機かけたらゴミ受けのゴミは放置だから、次に掃除機をかけるときに私が捨ててるし」
・・・とはいえ、
ここで「私の方がいっぱい家事をやってるし」と言ったところで良いことないかなって、
こらえようとしたんですけどね。
けどね、ど~~~~~しても我慢できなくて。
頭に浮かんだことを夫に伝えました。淡々と、でも、流れるように。(怖すぎないか?)
* * *
夫は「まずい、地雷を踏んだ!」という表情をしました。
そして、私に反論するでもなく「そうだよね、いつもありがとう」と言い、
畳みかけるように「どうしたらツマの負担が軽くなるのかしら」とまで言うわけですよ。
いつもながら夫の対応は完璧・・・いっそ腹立たしいくらいだ。
で。
厄介なのは、私は家事を分担制にしたいわけじゃないってことなんです。
分担を決めたところで私だって完璧にできるわけじゃないし、
オットの分担が(私が気持ちいい感じのペースで)実行されなければムダにストレスを溜めるだろうし、
こういう決め事って今までに何度もナアナアになっちゃってるし。(そしてムダなストレスが・笑)
ということで、
私がかなりの量の細かいことを引き受けてることを認識してほしいと伝えて、
頼んだときにはできるだけ手伝ってほしいとお願いしました。
オットも了承してくれたし、我が家的には一件落着、かな。
少なくとも、いまの私はこれで満足です。
この方法に憧れてはいますが、準備&夫の了解取りが私には面倒で。
→ 育休中のワンオペ家事に終止符!仕事復帰に備えて、夫婦の家事分担をストレスフリーに進める方法(片づけ収納.com)
* * *
ちなみに、オットがゴミ捨て担当になったキッカケは「ゴミ捨て場のカラス」でした。
私が引っ越してきた当初(1年くらい前)は、
残念なことにマンションのゴミ捨てマナーがよくない上にカラス避けネットが破れていたので、
燃えるゴミの日ともなれば虎視眈々とゴミを狙うカラスの姿が常にあり。
こわくてムリです、と言ったら、オットが担当してくれるようになった次第。カラス様様。。。
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